
台湾のタクシーは安いと言われる理由と、MRT・バス・タクシー・高鉄・貸切チャーターを場面ごとに使い分けて移動費を賢く抑えるコツを解説。人数で割ったときの考え方、郊外の観光地へ行くときの選び方、ケース別の比較、節約しすぎて損をしないポイントもまとめました。
目次8
「台湾のタクシーは安い」とよく言われます。実際、台北などの都市部では、日本の感覚からするとかなり手ごろな料金でタクシーに乗れることが多く、短い距離なら気軽に使えます。一方で、MRTやバスはさらに安く、郊外へ行くなら貸切チャーターのほうが結果的にお得になる場面もあります。
この記事では、台湾のタクシーが安いと言われる理由と、MRT・バス・タクシー・チャーターを場面ごとに使い分けて、旅行全体の移動費を賢く抑えるコツを紹介します。
01台湾のタクシーは本当に安い?
日本と比べて初乗りが手ごろ
台湾のタクシーはメーター制が基本で、初乗り運賃は日本の大都市と比べると低めの水準です。台北市内の移動なら、数百元程度で目的地に着くことも珍しくありません。夜間や春節の時期には割増料金がかかることもあり、料金体系は都市や時期によって異なるため、最新の情報は現地の案内で確認しましょう。
人数で割るとさらに手ごろに
タクシーは1台あたりの料金なので、2〜4人で乗れば一人あたりの負担は小さくなります。MRTの駅まで歩く時間や乗り換えの手間を考えると、少人数グループではタクシーのほうが効率的な場面も多くあります。
安く感じても積み重なると大きくなる
ただし、1回あたりは安くても、1日に何度も乗ればそれなりの金額になります。また郊外の観光地まで乗ると、高速代や長距離の運賃が加わり、帰りのタクシーが見つからずに困ることもあります。
02移動手段ごとの特徴と費用感
| 移動手段 | 費用感(目安) | 向いている場面 |
|---|---|---|
| MRT(地下鉄) | もっとも安い | 台北・高雄の市内移動 |
| 路線バス | 安い | MRTのない地域、近郊への移動 |
| タクシー | 手ごろ | 短距離、荷物が多いとき、夜遅い時間 |
| 高鉄(新幹線) | 距離に応じて | 台北から台中・台南・高雄への長距離 |
| 貸切チャーター | 1台単位で見積もり | 郊外の複数スポット、家族・グループ |
ポイント:「どれがいちばん安いか」ではなく、「その場面でどれがいちばん合理的か」で選ぶのが、移動費を抑えるコツです。
03台湾で移動費を安くする使い分けのコツ
市内はMRTと悠遊カードを基本に
台北の市内観光は、MRTを中心に組み立てるのがもっとも経済的です。交通系ICカードの悠遊カードを使えば、切符を買う手間が省け、バスやコンビニでも使えて便利です。使い方は「悠遊カード(EasyCard)の使い方」で紹介しています。
短距離や雨の日はタクシーを活用
MRTの駅から少し離れたレストランや、雨の日の移動、夜遅くの帰り道などは、タクシーを使うと時間と体力を節約できます。配車アプリを使えば、乗車前におおよその料金が分かることもあります。
長距離は高鉄、現地はチャーター
台北から台中や高雄へ向かうなら、高鉄で移動して現地でチャーターと合流する方法が効率的です。長距離を車で移動するより時間を節約でき、現地では自由に動けます。詳しくは「台湾高速鉄道(高鉄)と貸切チャーターの使い分け」をご覧ください。
郊外の観光地はチャーターも比較する
九份・十分・野柳のように、郊外の観光地を1日で複数巡る場合は、タクシーを何度も乗り継ぐより、貸切チャーターのほうが分かりやすく、結果として割安になることがあります。特に3〜4人以上のグループなら、1台を皆で使えるので一人あたりの負担を抑えられます。
04貸切チャーターがお得になりやすいケース
- 家族やグループで、1台を皆で使える
- 郊外の観光地を複数回りたい
- 帰りのタクシーが捕まりにくい場所へ行く
- 荷物が多い、子どもや高齢の家族がいる
- 空港送迎と観光をまとめて済ませたい
チャーターの料金は、時間や行き先、人数によって変わります。ドルフィン・チャーターでは時間制・行程によりお見積りし、含まれる費用を事前にご案内しますので、他の移動手段と比べたうえで検討してください。
05ケース別・移動手段の選び方
具体的な場面ごとに、どの移動手段が合いやすいかを見てみましょう。
2人で台北市内を観光する場合
市内の主要スポットはMRTで十分に回れます。駅から離れた場所や、疲れた帰り道だけタクシーを使うと、費用と快適さのバランスがよくなります。
4人家族で九份・十分へ行く場合
電車やバスを乗り継ぐと、乗り換えの待ち時間が長く、帰りの混雑も心配です。4人で1台を使える貸切チャーターなら、一人あたりの負担を抑えながら、ドア・ツー・ドアで移動できます。九份周辺の帰りの交通は特に混み合うため、チャーターの安心感は大きいといえます。
三世代やグループで旅行する場合
人数が多い場合は、タクシー2台に分乗するより、ベンツVクラスなどの大きめの車両を1台、または複数台手配するほうが、全員が同じ行程で動けて効率的です。
06節約しすぎて損をしないための注意点
時間もコストと考える
バスを乗り継いで節約できた金額よりも、待ち時間や迷った時間のほうが旅にとっては大きな損失になることがあります。限られた旅行日数では、時間をお金で買うという考え方も大切です。
白タクには乗らない
観光地で「安くするよ」と声をかけてくる無許可の車には注意が必要です。料金トラブルや、事故の際に補償が受けられないリスクがあります。正規のタクシーや許可を持つ業者を利用しましょう。
旅行全体の予算で考える
移動費は、宿泊費や食費と合わせて旅行全体で考えると、メリハリをつけやすくなります。予算の立て方は「台湾旅行の費用はいくら?」も参考にしてください。
07よくある質問
Q. 台湾のタクシーで値段交渉は必要ですか?
市内の通常のタクシーはメーター制なので、値段交渉は基本的に不要です。観光地で長距離の定額を提示された場合は、条件をよく確認し、不安があれば利用を見送りましょう。
Q. タクシーではカードや電子決済は使えますか?
車両によって対応が異なります。現金のみの車もあるため、小額の台湾ドルを用意しておくと安心です。配車アプリ経由なら、アプリ内で支払える場合もあります。
Q. 空港から市内への移動はどれが安いですか?
一般的には、桃園空港MRTやバスがもっとも安く、タクシーや送迎はそれより高くなります。ただし、荷物が多い場合や深夜到着の場合、家族で移動する場合は、送迎のほうが結果的にラクで合理的なこともあります。
Q. 一人旅でもチャーターはお得になりますか?
一人の場合は1台分の料金を一人で負担するため、市内移動だけならMRTやタクシーのほうが安く済むことが多いです。ただし、郊外の観光地を効率よく巡りたい場合や、帰りの足が心配な場所へ行く場合は、検討する価値があります。
08まとめ
台湾のタクシーは日本と比べて安いことが多く、短距離や少人数での移動には便利です。ただし、移動費をトータルで抑えるには、市内はMRT、長距離は高鉄、郊外の観光地はチャーターというように、場面に合わせて使い分けることが大切です。
人数や行き先によっては、貸切チャーターが時間的にも金額的にも合理的な選択になります。どの方法が合うか迷ったら、行き先と人数を添えてお電話でご相談ください。


