
台北から十分へタクシーで行く方法を、所要時間と料金の目安、乗車時の伝え方とあわせて解説。十分では流しのタクシーが少ないため、帰りの足をどう確保するか、平渓線やバスとの組み合わせ方、九份と一緒に回るときの注意点まで、初めての方にもわかりやすくまとめました。
線路の上から願いを込めて天燈を上げる十分は、台北から日帰りで訪れたい人気の観光地です。電車やバスでも行けますが、乗り換えが多く本数も限られるため、「十分までタクシーで行けたら楽なのに」と考える方も多いでしょう。
結論からいうと、台北から十分へタクシーで行くことは可能です。ただし、行きは簡単でも、帰りのタクシーを現地で見つけるのは意外と難しいという落とし穴があります。この記事では、十分へタクシーで行く方法と料金の目安、そして帰りの足を確保するためのポイントを解説します。
料金や交通機関の情報は変わることがあります。本記事の内容は目安としてご覧いただき、最新情報は公式でご確認ください。
01台北から十分へタクシーで行く方法
所要時間の目安
台北市内から十分までは、道路が空いていれば車で1時間前後が目安です。山あいの道を走るため、週末や連休は渋滞で時間が延びることもあります。
乗車時の伝え方
十分は中国語で「十分(シーフェン)」と読みます。ドライバーに伝えるときは、「十分老街」や「十分車站(十分駅)」など、具体的な降車場所を中国語で書いて見せると確実です。十分瀑布へ直接行きたい場合は、「十分瀑布」と伝えましょう。
タクシーの捕まえ方
台北市内なら、流しのタクシーやホテルのフロントでの手配、配車アプリなどで簡単に呼ぶことができます。郊外まで行くことを最初に伝え、行ってもらえるか確認してから出発するとスムーズです。配車アプリの使い方は「台湾のタクシーアプリと呼び方」で紹介しています。
02十分までのタクシー料金の目安
台北市内から十分までメーターで走った場合、片道でおおむねNT$1,000〜1,500前後が目安と考えておくとよいでしょう。出発地や経路、渋滞の状況、深夜割増の有無によって金額は変わります。タクシー運賃は改定されることもあるため、あくまで参考程度にとらえてください。
| 移動手段 | 所要時間の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| タクシー(片道) | 約1時間 | 乗り換えなしで楽。帰りの確保が課題 |
| 台鉄+平渓線 | 約1時間半〜 | 瑞芳で乗り換え。平渓線は本数が少ない |
| 路線バス | 約1時間半〜 | MRT駅から乗車。週末は混雑しやすい |
| 貸切チャーター | 約1時間 | 往復とも同じ車で安心。周辺も回れる |
ポイント:タクシー料金は1台あたりなので、3〜4人で乗れば1人あたりの負担は電車とそれほど変わらない場合もあります。
03十分からの帰りの足が課題
流しのタクシーはほとんどいない
十分は小さな街で、客待ちのタクシーはそれほど多くありません。台北市内のように、道で手を挙げれば空車が来るという状況はまず期待できません。配車アプリで呼んでも、近くに車がおらず、到着まで時間がかかったり、見つからなかったりすることがあります。
帰りに使える方法
十分からの帰り方には、主に次のような選択肢があります。
- 平渓線で瑞芳へ出て、台鉄で台北へ:平渓線は1時間に1本程度の時間帯もあるため、時刻を事前に確認しておきましょう。
- 路線バスで台北方面へ:MRT木柵駅方面へ向かうバスが運行しています(路線や時刻は目安。最新情報は公式でご確認ください)。
- 行きのタクシーに待機や帰りを相談する:ドライバーによっては、待ち時間を含めた往復の料金を提案してくれることがあります。その場合は、総額と待機時間を事前にはっきり決めておきましょう。
片道タクシー+帰りは電車がおすすめの場合も
時間に余裕がある方は、行きはタクシーで楽に移動し、帰りは平渓線で途中の菁桐や平渓の老街に立ち寄りながら戻るのも楽しい方法です。ローカル線の車窓からの景色は、十分観光のもうひとつの魅力です。
04十分での滞在時間の目安
タクシーで行く場合も、帰りの手段を決めるためには、現地でどのくらい過ごすかを先に考えておくことが大切です。
十分老街での天燈上げと散策で1時間〜1時間半、十分瀑布まで足をのばすなら、往復の徒歩も含めてさらに1時間ほどを見ておくと安心です。老街には腸詰めやアイスクリーム巻きなどの軽食も多く、食べ歩きを楽しんでいると思った以上に時間が過ぎていきます。
平渓線で帰る場合は、乗りたい電車の時刻から逆算して観光を切り上げるようにしましょう。1本逃すと次の電車まで長く待つことになるため、駅には少し早めに戻るのがコツです。待ち時間ができたら、駅前のお店で天燈のミニチュアやポストカードなどのお土産を探すのも楽しいですよ。
05十分を九份と一緒に回るときの注意点
十分と九份は車で40分前後の距離にあり、1日で一緒に回る方がとても多い組み合わせです。ただ、公共交通で2か所を結ぶと乗り換えが複雑で、タクシーを乗り継ぐ場合も、十分と九份の両方で帰りの車を探す手間が発生します。
九份は夕方以降に帰りのタクシーが捕まりにくくなるため、2か所を回るなら、十分を先に訪れて九份を後にするか、1台の車で通して回るのが効率的です。九份からの帰り方については「九份の帰りのタクシーが捕まらない?」で詳しく紹介しています。
06往復の心配がない貸切チャーター
行きも帰りも同じ車で移動したいなら、貸切チャーターが便利です。十分で天燈を上げている間もドライバーが近くで待っているので、帰りの足を探す必要がありません。十分瀑布や菁桐、九份、野柳など周辺の見どころもまとめて回れます。
ドルフィン・チャーターでは、日本語を話すドライバーがベンツVクラスでご案内し、ご希望に応じてチャイルドシートもご用意します。モデルコースは「九份・十分・野柳を貸切チャーターで巡る1日モデルコース」をご覧ください。料金は時間制・行程によりお見積りします。
07よくある質問
Q. 十分でタクシーを呼ぶことはできますか?
配車アプリやタクシー会社に電話をして呼ぶことはできますが、郊外のため近くに車がいないことも多く、確実とはいえません。帰りの手段は事前に決めておくのがおすすめです。
Q. 天燈上げにはどのくらい時間がかかりますか?
願いごとを書いて上げるまで、30分〜1時間ほどが目安です。混雑する週末は待ち時間も考えて、余裕を持った計画を立てましょう。
Q. 雨の日でも天燈は上げられますか?
小雨程度なら上げられることもありますが、強い雨や風の日は難しい場合があります。当日の天候を見て、お店や現地の案内に従いましょう。
Q. 十分から九份へタクシーで移動できますか?
移動自体は可能ですが、十分で空車を見つけるのは簡単ではありません。九份も回る予定なら、台北からの往復と2か所の間の移動をまとめて1台の車に任せるほうが、時間も気持ちもゆとりを持てます。
08まとめ
十分へは台北からタクシーで1時間前後、料金の目安は片道NT$1,000〜1,500前後です。行きは手軽ですが、十分では流しのタクシーがほとんどいないため、帰りの足をどう確保するかがポイントになります。
平渓線やバスと組み合わせるか、行きのドライバーに往復を相談するか、あるいは最初から貸切チャーターで往復するか。旅のスタイルに合った方法を選んで、十分の空に願いを届けてください。十分の見どころは「十分・平渓」でも紹介しています。


