
台湾一周旅行を貸切チャーターで楽しむモデルルートを紹介。台北から花蓮・台東の東海岸、墾丁、高雄・台南、日月潭を巡る5〜7日間の行程例、時計回りと反時計回りの違い、鉄道や高鉄と組み合わせるコツまでまとめました。毎日の荷物移動から解放される複数日チャーターの魅力も紹介します。
- アクセス
- 台北市内・桃園空港発着(区間ごとに鉄道・高鉄と組み合わせも可)
- 滞在時間の目安
- 5〜7日間(ゆとりを持つなら7日以上)
- ベストシーズン
- 10〜12月、3〜5月。台風シーズン(7〜9月ごろ)は予備日を
九州ほどの大きさの島に、高い山々と変化に富んだ海岸線、個性豊かな街が詰まった台湾。何度か台湾を訪れた方なら、一度は「台湾をぐるっと一周してみたい」と考えたことがあるのではないでしょうか。台湾一周は、自転車やバイクで挑戦する人もいるほど、台湾の人々にとっても憧れの旅です。
ただ、島を一周するとなると移動距離は長く、東海岸は鉄道の本数も限られます。荷物を持って毎日移動するのは、思った以上に体力を使うものです。そこでおすすめなのが、貸切チャーターを中心に、必要に応じて鉄道や高鉄を組み合わせる方法です。
この記事では、台湾一周旅行を5〜7日間で楽しむモデルルートと、ルートの組み立て方、注意点をご紹介します。
01台湾一周旅行の基本的な考え方
時計回りか、反時計回りか
台湾一周は、台北から東海岸を南下して西海岸を北上する「反時計回り」と、その逆の「時計回り」があります。どちらでも楽しめますが、旅の後半を移動が楽な西海岸にすると疲れがたまりにくく、最後に高鉄で一気に台北へ戻ることもできるため、この記事では反時計回りのルートをご紹介します。
東海岸と西海岸の違い
台北・台中・台南・高雄が並ぶ西海岸は、高鉄や高速道路が整備され、移動がスムーズです。一方、花蓮や台東のある東海岸は、山と海に挟まれた雄大な自然が魅力ですが、道路は限られ、移動に時間がかかります。この違いを理解しておくと、無理のない計画を立てやすくなります。
区間ごとに交通手段を選ぶ
全行程を同じ車で巡ることもできますが、台北から花蓮までは鉄道、西海岸の長距離は高鉄と、区間ごとに交通手段を組み合わせるのもひとつの方法です。日数や予算、体力に合わせて柔軟に考えましょう。高鉄との使い分けは「台湾高速鉄道(高鉄)と貸切チャーターの使い分け」で詳しく解説しています。
026日間のモデルルート(反時計回り)
| 日程 | ルート | 主な見どころ | 移動の目安 |
|---|---|---|---|
| 1日目 | 台北 → 宜蘭 → 花蓮 | 礁渓温泉、清水断崖 | 車で約3〜4時間 |
| 2日目 | 花蓮 → 台東 | 七星潭、東海岸の景勝地、三仙台 | 車で約3〜4時間 |
| 3日目 | 台東 → 墾丁 | 南迴公路の海景色、鵝鑾鼻灯台 | 車で約3時間 |
| 4日目 | 墾丁 → 高雄 → 台南 | 恒春半島、蓮池潭、台南の夜 | 車で約3時間 |
| 5日目 | 台南 → 日月潭 | 赤崁楼、安平、日月潭の夕景 | 車で約3時間 |
| 6日目 | 日月潭 → 台北 | 朝の湖畔散策、台北へ | 車で約3時間30分〜4時間 |
移動時間は道路状況や立ち寄り先によって大きく変わります。あくまで目安として、余裕を持った計画を立てましょう。
1〜2日目:東海岸の絶景
台北を出発し、宜蘭の礁渓温泉で休憩しながら花蓮へ。断崖が海に落ち込む清水断崖の景色は、東海岸ドライブのハイライトです。2日目は、海岸線を南下して台東へ向かいます。太平洋を右手に見ながら走る道は、台湾一周ならではの体験です。花蓮の過ごし方は「花蓮を貸切チャーターで巡る」をご覧ください。
ポイント:花蓮の太魯閣峡谷は、2024年4月の地震の影響で、遊歩道や道路の一部で通行規制が続いている区域があります。訪問を希望する場合は、必ず最新の開放状況を確認してください。
3〜4日目:南国の海と港町
台東から南迴公路で山を越え、恒春半島の墾丁へ。台湾最南端の灯台や草原の岬を巡り、南国のリゾートでひと息つきます。翌日は高雄で港町の風景を楽しみ、夕方には古都・台南へ。
5〜6日目:古都から湖へ、そして台北へ
台南で歴史と美食を味わった後は、山あいの日月潭へ。湖畔に泊まり、朝霧の湖を眺めてから台北へ戻ります。
035日間・7日間にアレンジするなら
5日間に短縮する場合
日数が限られる場合は、台北から花蓮までを鉄道で移動し、花蓮で車と合流する方法がおすすめです。また、最終日は台南や台中から高鉄で台北へ戻れば、移動時間を大きく短縮できます。
7日間以上でゆっくり巡る場合
花蓮から台東へは、海沿いの道のほかに、中央山脈と海岸山脈に挟まれた「花東縦谷」を通るルートもあります。水田と山並みが続く景色は、海岸線とはまた違うのどかな台湾の姿です。往路は海沿い、復路は縦谷など、変化をつける楽しみ方もあります。
7日間あれば、台東の池上や鹿野といった縦谷エリアの田園風景、台中の街歩きや高美湿地の夕日などを加えられます。1か所に連泊する日をつくると、荷物の整理や洗濯ができ、旅の後半も元気に過ごせます。3泊4日の短い旅程は「台湾旅行3泊4日モデルコース」も参考にしてください。
04台湾一周の準備と持ち物
気候の違いに備える
台湾は南北に長く、山地も多いため、同じ日でも地域によって気候が大きく異なります。北部が肌寒い冬でも、南部の墾丁では半袖で過ごせることがあり、日月潭など山あいの地域は朝晩が冷え込みます。重ね着できる服を中心に、薄手の上着と日差し対策の両方を用意しておきましょう。
荷物はコンパクトに
毎日のように宿が変わる旅では、すぐに取り出したいものを小さなバッグにまとめておくと便利です。洗濯ができる宿で連泊する日をつくれば、衣類の量も減らせます。
05貸切チャーターで台湾一周するメリット
毎日の荷物移動から解放される
台湾一周でいちばん大変なのが、毎日のスーツケースの移動です。貸切チャーターなら、ホテルの前で荷物を積み込み、次のホテルの前で降ろすだけ。ベンツVクラスは荷物のスペースにゆとりがあり、家族やグループ旅行でも安心です。
絶景ポイントで自由に停まれる
東海岸や恒春半島には、思わず車を停めたくなる景色がたくさんあります。気になった場所で休憩したり、天気に合わせて立ち寄り先を変えたりできるのは、貸切ならではの自由さです。
日本語ドライバーと旅をする安心感
数日間をともにする日本語ドライバーは、道案内だけでなく、食事処の相談や地元の情報を教えてくれる心強い存在です。複数日チャーターの料金は、日数・走行距離・ドライバーの宿泊などを含めて時間制・行程によりお見積りします。
06よくある質問
Q. 台湾一周に最低何日必要ですか?
駆け足であれば5日間でも一周できますが、毎日長時間の移動が続きます。観光もしっかり楽しみたいなら、6〜7日間以上をおすすめします。
Q. 途中の区間だけ貸切チャーターを利用できますか?
できます。東海岸だけ、南部だけなど、区間ごとのご利用もご相談ください。鉄道や高鉄と組み合わせたプランもご提案します。
Q. 台風が来たらどうなりますか?
夏から秋にかけては台風の影響で道路が通行止めになることがあります。行程に予備日を設け、天候によってはルートの変更をご相談させていただきます。詳しくは「台風シーズンの台湾旅行」をご覧ください。
07まとめ
東海岸の断崖と太平洋、南国の海、古都の街並み、山あいの湖。台湾一周旅行は、この島の多彩な表情を一度に味わえる特別な旅です。移動距離が長いからこそ、荷物の心配がなく、絶景ポイントで自由に停まれる貸切チャーターが、旅を何倍も快適にしてくれます。
道路や観光地の状況は変わることがあるため、最新の情報を確認しながら、お電話でお気軽にルートをご相談ください。


