
鶯歌と三峡の観光を貸切チャーターで半日楽しむプランを紹介。鶯歌陶瓷老街での器探しや陶芸体験、陶瓷博物館、三峡老街の赤レンガ建築と祖師廟の彫刻、名物グルメ、空港送迎と組み合わせるコツまでまとめました。器好きの方や、帰国日の最後の観光先を探している方におすすめです。
- アクセス
- 台北市内から鶯歌まで車で約40〜50分、鶯歌から三峡まで約15分(目安)
- 滞在時間の目安
- 約4〜5時間(半日)
- ベストシーズン
- 通年。屋内の見学も多く、雨の日にも向いている
台北の南西、車で40分ほどの場所に、隣り合うふたつの魅力的な街があります。台湾を代表する陶器の産地・鶯歌と、赤レンガのアーケードが続く老街で知られる三峡です。器探しや陶芸体験、歴史ある街並みの散策と、それぞれ違った楽しみがあり、半日でセットで巡るのにぴったりの組み合わせです。
この記事では、鶯歌・三峡を貸切チャーターで半日観光するモデルコースと、各スポットの見どころを紹介します。
01鶯歌と三峡はどんな街?
陶器の街・鶯歌
鶯歌は、200年以上前から焼き物づくりが行われてきたといわれる街で、「台湾の景徳鎮」と呼ばれることもあります。良質な粘土と燃料に恵まれたことから窯業が発展し、今では日用の器から美術品まで、さまざまな陶磁器を扱う店が集まっています。
赤レンガの老街・三峡
三峡は、かつて川の水運と染物、樟脳などの産業で栄えた街です。大正時代に建てられたといわれる赤レンガの店舗が並ぶ老街と、精緻な彫刻で知られる祖師廟が見どころです。鶯歌とは川を挟んだ隣町で、車なら15分ほどで移動できます。
02鶯歌の見どころ
鶯歌陶瓷老街
鶯歌観光の中心となるのが、陶器の店が軒を連ねる陶瓷老街です。茶器、皿、マグカップ、花器など、手ごろな日用品から作家ものまで、店ごとに個性があり、歩いているだけでも楽しめます。台湾茶を楽しむための茶器を探すなら、特に品ぞろえが豊富な街です。
ポイント:割れ物を買う場合は、梱包してもらえるか店で確認しましょう。貸切チャーターなら、買った器を車に置いたまま次の目的地へ向かえるので安心です。
陶芸体験
老街の周辺には、ろくろや絵付けを体験できる工房があります。短時間で参加できるものも多く、旅の記念に自分だけの器をつくれます。焼き上がりまで時間がかかる場合は、後日の受け取りや配送の可否を事前に確認しておきましょう。
新北市立鶯歌陶瓷博物館
台湾の陶磁器の歴史や製作技術を紹介する博物館です。ガラスとコンクリートを使った明るく開放的な建物で、展示はわかりやすく、陶器に詳しくない方でも楽しめます。屋外には陶芸作品を配した公園も広がっています。休館日が設けられているため、開館日を事前に確認してください。
03三峡の見どころ
三峡老街
三峡老街は、赤レンガの建物がアーケード状に連なる、美しい街並みが魅力です。建物の正面には、それぞれの店の屋号や装飾が施され、通り全体に統一感のある景観が広がります。藍染めの雑貨を扱う店もあり、かつての染物の街としての歴史を感じられます。
三峡祖師廟
老街のそばにある廟で、柱や梁に施された精緻な彫刻は「東方芸術の殿堂」とも称されます。台湾の画家・李梅樹が中心となって長い年月をかけて再建に取り組んだことでも知られ、石や木に刻まれた細やかな装飾は、見れば見るほど引き込まれます。参拝の際は、静かに見学しましょう。
名物の金牛角
三峡の名物といえば、牛の角のような形をしたクロワッサン風のパン「金牛角」です。外はさっくり、中はふんわりとした食感で、食べ歩きやお土産として人気があります。
04鶯歌・三峡の半日モデルコース(約5時間)
台北のホテルを朝10時に出発する場合の一例です。
| 時間 | 行程 | 滞在の目安 |
|---|---|---|
| 10:00 | 台北市内のホテルを出発 | — |
| 10:45 | 鶯歌陶瓷博物館 | 約45分 |
| 11:45 | 鶯歌陶瓷老街で器探し | 約1時間15分 |
| 13:00 | ランチ | 約45分 |
| 14:00 | 三峡祖師廟・三峡老街 | 約1時間 |
| 15:00 | 台北へ向けて出発 | — |
| 15:45 | 台北市内のホテルへ到着 | — |
陶芸体験を加える場合は、約1時間ほど行程を延ばすのがおすすめです。台北近郊のほかの日帰り先は「台北から日帰りで行ける人気観光地10選」でも紹介しています。
05空港送迎と組み合わせるという選択肢
鶯歌・三峡は、台北市内と桃園空港の間に位置しています。そのため、帰国日にホテルをチェックアウトしてから鶯歌・三峡を観光し、そのまま桃園空港へ向かうという組み立て方もできます。スーツケースを車に積んだまま観光できるので、最終日の時間を有効に使えます。
フライトの時刻から逆算して、無理のない行程を組むことが大切です。空港への移動については「桃園空港から台北市内へ|MRT・タクシー・送迎サービスを徹底比較」もあわせてご覧ください。
06鶯歌・三峡を楽しむコツ
器選びのポイント
鶯歌には膨大な数の器が並んでいるため、最初にざっと通りを歩き、気になる店の目星をつけてから戻ってくると、じっくり選びやすくなります。茶器を探す場合は、普段飲むお茶の種類や使う人数を決めておくと、店の人にも相談しやすくなります。
歩く順番を工夫する
鶯歌の老街は、ゆるやかな坂や広い通りが続きます。貸切チャーターなら、博物館で降りて老街の端で再び乗車するなど、歩く距離を減らす工夫ができます。三峡老街は比較的コンパクトなので、祖師廟の参拝とあわせて1時間前後が目安です。
定休日と営業時間を確認する
老街のお店は、午前中の遅い時間に開店し、夕方には閉まるところも少なくありません。また、博物館には休館日があります。営業時間は変わることがあるため、訪問前に確認しておきましょう。
07よくある質問
Q. 器を日本に持ち帰るときの注意点はありますか?
割れ物は、スーツケースの中で衣類などに包み、中央に入れると安心です。大きなものや数が多い場合は、店で丁寧に梱包してもらいましょう。機内持ち込みにする方法もあります。
Q. 雨の日でも楽しめますか?
楽しめます。鶯歌の博物館やお店の多くは屋内で、三峡老街もアーケードになっているため、雨の日でも比較的歩きやすいエリアです。
Q. お土産選びの相談もできますか?
日本語ドライバーに好みや予算を伝えていただければ、立ち寄り先の相談に応じます。台湾のお土産全般については「台湾のお土産選びも貸切で」も参考にしてください。
Q. 陶芸体験でつくった作品は持ち帰れますか?
絵付けやろくろの作品は、乾燥と焼成に時間がかかるため、その日のうちに持ち帰れないことが一般的です。日本への配送に対応しているかどうかは工房によって異なるため、体験の申し込み前に確認しておきましょう。
08まとめ
鶯歌と三峡は、陶器探しと老街散策を一度に楽しめる、半日観光にぴったりの組み合わせです。貸切チャーターなら、割れやすい器を車に置いたまま身軽に歩け、帰国日の空港送迎と組み合わせることもできます。料金は時間制・行程によりお見積りしますので、器好きの方、ゆったりとした街歩きを楽しみたい方は、ぜひご相談ください。


